「絶対やりたい」か「やらない」か！[エッセンシャル思考 まとめ]
どんな本か
“沢山の瑣末なことに追われずに、重要なことを選択しよう”ということを言っています。 「じゃあ具体的にどう選択するの？」ってことが書いてあります。
目次
- PART1 エッセンシャル思考とは何か
- 第1章 エッセンシャル思考と非エッセンシャル思考
- 第2章 選択──選ぶ力を取り戻す
- 第3章 ノイズ──大多数のものは無価値である
第4章 トレードオフ──何かを選ぶことは、何かを捨てること
PART2 見極める技術
- 第5章 孤独──考えるためのスペースをつくる
- 第6章 洞察──情報の本質をつかみとる
- 第7章 遊び──内なる子供の声を聴く
- 第8章 睡眠──1時間の眠りが数時間分の成果を生む
第9章 選抜── もっとも厳しい基準で決める
PART3 捨てる技術
- 第10章 目標──最終形を明確にする
- 第11章 拒否──断固として上手に断る
- 第12章 キャンセル──過去の損失を切り捨てる
- 第13章 編集──余剰を削り、本質を取り出す
第14章 線引き──境界を決めると自由になれる
PART4 しくみ化の技術
- 第15章 バッファ──最悪の事態を想定する
- 第16章 削減──仕事を減らし、成果を増やす
- 第17章 前進──小さな一歩を積み重ねる
- 第18章 習慣──本質的な行動を無意識化する
- 第19章 集中──「今、何が重要か」を考える
- 第20章 未来──エッセンシャル思考を生きる
- 最終章 エッセンシャル思考のリーダーシップ
要点
- 「絶対やりたい」か「やらない」かで決める
- やりたいこと」から「絶対にやりたいこと」を選別する基準を設定する
- 健康管理は捨てちゃいけない
「絶対やりたい」か「やらない」かで決める
「絶対にイエスだと言いきれないなら、それはすなわちノーである」
(この人の言葉らしい)
難しいけど、「今日1日、あるいは人生でたった1つしか出来ないとしたら何をするか」という問いよりは、(僕には)選択の助けになる。
「やりたいこと」から「絶対にやりたいこと」を選別する基準を設定する
↑の基準だけでは、なかなか捨てきれないケースもあると思います。「結構やりたいこと、いい感じの誘い」が突然舞い込んで来た時。。。 そんな時に使えそうなプラクティスが以下。
①そのチャンスについて記述する ②考慮するに値するチャンスの「最低限の基準」を3つ書き出す ③考慮するに値するチャンスの「理想の基準」を3つ書き出す
とはいえ、この基準も自分にとって大事なこと(「何を欲しているか」とか「何が必要か」とか。。。)が分からないと決められないですね。 僕も分からなくて困ってます (笑)
ただ、「自分の考える最低水準(時間・お金の使い方)を満たすにはどうしたらいいか？」を考えて、水準を満たすためにどれ程の時間を使うべきかを考えてみたら少し考えが進みました。 ヒントを与えてくれる本を2冊紹介します。
まずは時間の使い方。
元リクルート、民間学校の校長先生、藤原さんの本。 まあ〜すごいタイトルで、買うのも恥ずかしくなっちゃう感じですね。。
働き方を大きく4タイプ(社長・自営業・公務員・研究者)に分けた上で、あなたはどのタイプを目指している人かを教えてくれます。そして、何をやっていけば、そのタイプの中でレア(重宝される)な人になれるかを書いた本です。 「自分の理想の実現には、どれだけの時間を投資する必要がありそうか」を考える参考になります。 (後日まとめを書くかも)
次はお金。
ライフネット生命社長、出口さんの本。 お金の不安って常に付きまとってくる感じがしますよね。 「その不安は嘘で、いくらあれば大丈夫か」ということを、すごくシンプルに教えてくれる本です。 「生きていくには、最低どれだけお金を貯めておく必要があるか」を考える参考にどうぞ。
健康管理は捨てちゃいけない
自分への投資を怠り、心と体をないがしろにすると、価値を生み出すための元手がなくなってしまう
ですね。自分も胃が重いと最悪です。
マルコム・グラッドウェルが提唱した「１万時間の法則」をご存知だろうか。(中略) ただし、この発見は、とにかく量をこなそうという非エッセンシャル思考にきわめて近いものでもある。「１万時間」という数にとらわれ、質を考慮せずに時間ばかりをだらだらと引き延ばす人も出てきてしまった。 あまり注目されていないが、この調査ではもうひとつの重要な事実が明らかになっている。一流のバイオリニストはよく練習するだけでなく、よく眠るという事実だ。 エリクソンの調査によると、一流のバイオリニストは、１日平均８・６時間の睡眠をとっている。アメリカの平均より１時間長い数字だ。
この事実にはビックリ！です。
最近「休息の大切さを訴える本」が平積みされているのをよく見かけます。 あの寝てなさそうなホリエモンも、最低7時間(でしたっけ？)は寝てるって言ってましたね。 休むことは本当に大事なんですねえ。
あとがき
「確かにそうだよね！」って思うんだけど、活かすのがなかなか難しいかもしれません。 関連図書なども読みながら、ゆっくり咀嚼してくださいませー。
漫画もあるよ！(要点まとまってていい感じ)
(関係ないけど、最近アウトプットを増やしたらインプットの時間が減ってきました。何をアウトプットするかを選ばないとな〜。。)
(更に関係ないけど、Qiitaに.NET関連の記事も投稿しましたよ)
